第15話 これまでの振り返り

特別コラム

こんにちは。りゅうです。

 

第1話を7月に配信してから

約3か月が経過しました。

 

ここまでの配信で

私があなたにお伝えしたいことは

 

大体お伝えできたかな

と思っています。

 

 

ということで今回は

ここまでの振り返りを

してみたいと思います。

 

とくに初期の配信については

もう忘れてしまっている

部分も多いと思うので

 

必要に応じて過去の

記事を読みにいきながら

 

今まで学んだことを

再確認してくださいね。

 

 

それでは早速

はじめていきましょう。

 

入社1年目~2年目

 

経理部に配属されて

まずやるべきことは

 

会計の基礎を固めることです。

 

 

毎日ダラダラと

業務をこなすだけで

 

勉強時間を設けない

人もいますが

 

それでは将来的な

キャリアアップは望めません。

 

会社に依存しないと

生きられない人材になってしまいます。

 

 

そうならないためにも

まずは全国どの会社に

行っても武器となる

 

会計の基礎知識

身につけましょう。

 

 

基礎というのは

具体的に簿記2級ですね。

 

簿記2級程度の知識があれば

どこの会社に行っても

戦力として活躍できるので

 

若いうちに知識という武器を

しっかりと磨いておきましょう。

 

 

それからもうひとつ。

 

1~2年目にやっておくべきことは

会社の仕組みを知ることです。

 

若いうちは目の前の

業務で手一杯になってしまって

 

なかなか会社の全体像を

捉えることが出来ません。

 

 

ですが目の前の業務しか

見えていないと

 

本当は会社のみんなで

大きな家を建てているのに

 

「私の仕事はレンガを

 積み上げることです」

 

などと意味不明な回答をする

イタい人になってしまいます。

 

 

それでは会社員としての

成長は見込めませんよね。

 

ですからなるべく若いうちに

会社の全体像を把握し

 

会社の中の経理部の役割を

理解しておくと良いでしょう。

 

※入社1~2年目の方に

 おススメの記事は第1話~第6話です

 

入社3年目~4年目

 

続いて入社3年目から

4年目でやるべきことを

振り返っていきましょう。

 

ここで身につけるのは

法人税と消費税がおススメです。

 

 

この2つのは日本のどの会社に

行っても必要になるので

 

これらの知識を

身につけておくことで

 

経理パーソンとしての

付加価値を付けることができます。

 

ですから簿記2級まで取得したあとは

税務にも挑戦してみましょう。

 

 

税務以外に入社3~4年目に

やっておくべきことは

 

仕事の進め方

覚えることです。

 

第7話や第8話で

四象限マトリックスや

 

パレートの法則を

紹介しましたね。

 

 

この年次になると

任せられる業務量も増え

 

すべての業務を片っ端から

やっていくスタイルだと

 

仕事をさばき

きれなくなります。

 

 

この”片っ端スタイル”から

脱却しない限り

 

キャリアの上積みも

望めませんから

 

この時期にしっかりと

仕事の進め方を

マスターしておきましょう。

 

※入社3~4年目の方に

 おススメの記事は第4話~第10話です

 

入社5年目~

 

入社4年目までで

会計・税務の基礎や

 

仕事の進め方を

身につけたら

 

今度は自分だけではなく

まわりの人に影響を与える練習

をしていきましょう。

 

 

具体的にはマネジメント

チームビルディングです。

 

この年次になると

まわりに若い社員が増えてきて

 

小さなチームのリーダーを

任されることもありますから

 

しっかりとチームの運営方法を

学んでおきましょう。

 

 

もしこのチーム運営で

評価を得ることができなければ

 

あなたは定年まで

作業者として働くことになります。

 

そうなるとあなたのキャリアも

ここで頭打ちになってしまいますので

 

効果的なチーム運営が

キャリアアップのための最初の壁だと

肝に銘じておきましょう。

 

 

また、、

 

この年次になると

自部門だけではなく

 

他部門の人と協働しながら

事業を変革していくことも

求められます。

 

ですからここからは

他部門の仕事についても

勉強しなければなりません。

 

 

その手段としておススメなのが

”副業”です。

 

中でも事業コンセプトの考案から

集客、販売、アフターフォローまで

 

すべてを自分で経験できる

フリーランスがおススメです。

 

 

他部署の仕事を実際に

経験することで

 

他部署の仕事内容を

理解できますし

 

なにより他部署の人の

悩みを実際に経験することができます。

 

 

✔相手を理解すること

✔相手の悩みに共感すること

 

これらは物事を上手く進めるために

とても重要な要素ですので

 

副業を通して様々な

分野の仕事を経験し

 

心の底から相手に共感できる

人材になっていきましょう。

 

 

それができるようになれば

あなたの社内でのプレゼンスが

どんどん上がり

 

気づけばあなた中心に

会社がまわるようになるはずです。

 

※入社5年目以降の方に

 おススメの記事は第10話~第14話です

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

今回はここまでの振り返りとして

入社1年目から順番に

 

学ぶべき項目を並べて

紹介してきました。

 

 

経理部に配属されたのであれば

会計や税務の知識は必須ですが

 

それだけでは生涯作業者で

終わってしまうということが

分かったと思います。

 

 

終身雇用制度が崩壊した今

キャリアは戦略的

構築する必要があります。

 

世の中の8割は

 

「簿記2級に受かったから

 次は1級に挑戦しよう」

 

と言ったように、、

 

現状の延長でやることを決めますが

あなたはそれではいけません。

 

 

理想のキャリアをから逆算して

「今なにをすべきか?」

を決めましょう。

 

この思考法に変えるだけで

あなたの未来は変わります。

 

 

最後に一応補足しておきますが

私は簿記1級を否定している

訳ではありません。

 

理想のキャリアを達成するために

簿記1級が必要であれば

挑戦すべきです。

 

ただもし挑戦するのであれば

人生のそれなりの時間を

 

簿記1級に費やすことに

なるわけですから

 

しっかりと考えたうえで

挑戦してくださいね。

 

リターンのない投資に

ならないように注意しましょう。

 

 

長くなったので

今回はここまでにします。

 

それではまた次回

お会いしましょう。

 

りゅう

 

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