第13話 小さなチームをもとう

特別コラム

こんにちは。りゅうです。

 

前回は後輩の育成について

書きましたが

 

今回はさらにステップを進めて

いきたいと思います。

 

テーマは、、ズバリ!

リーダーシップとマネジメント

 

 

入社1年目から3年目くらいまでは

簿記や税務などの

 

基本的な知識を

習得しておけば十分でしたが

 

良いキャリアを積みたいのであれば

それだけでは足りません。

 

年次が上がるにつれて

人を動かす能力が必要になります。

 

 

もしこの能力を

身につけられなければ

 

あなたは定年まで

作業者のままです。

 

今と同じような業務を

永遠に続けることになります。

 

 

「ウソだぁ」

 

「年次が上がれば自然に

 仕事内容も変わるでしょ」

 

と考えているかもしれませんが

そんなことはありません。

 

事実、50歳を過ぎても

バリバリの作業者、、

 

なんて人はいっぱいいます。

 

 

当然そういう人たちが

悪いわけではありませんが

 

管理職に比べて

彼らの給与が低いのも事実です。

 

 

ですから今日ここでしっかりと

リーターシップやマネジメント

について学んで

 

今後のキャリアに

役立ててほしいと思います。

 

 

とは言ってもこの記事の

読者の大半は

 

経理キャリアを

スタートさせたばかりの

若手の方が多いので

 

いきなりマネジメントとか

リーダーシップとか言われても

ピンときませんよね?

 

なので今回はリーダーが

やるべきことを3つに絞って

その概要だけを紹介します。

 

 

「長いキャリアを考えたら

 簿記と税務の勉強だけじゃダメなんだ」

 

「将来的にはこんなことも

 勉強しないといけないんだなぁ」

 

なんて考えながらこの記事を

読み進めてもらえれば十分ですので

 

気軽に読んでくださいね。

それでは早速はじめましょう。

 

チーム目標を立てる

 

チームリーダーがやるべき

1つ目のことは

 

チーム目標を立てる

ということです。

 

 

自分自身のキャリアであっても

後輩指導であってもまずは

目標設定から始めるのと同じで

 

チームを率いる立場になった場合も

まずは目標設定から始めましょう。

 

 

目標設定のポイントとしては

まずリーダーであるあなたが

目標の方向性を示したうえで

 

その先はメンバー全員で決める

ということです。

 

人は他人から押し付けられた

目標よりも

 

自分で設定した目標の方が

達成に向けてのエネルギーが

湧きますからね。

 

 

そういう意味でもメンバーが

”自分で目標を決める”というのが

大切になってきます。

 

目標設定をしたら

ミーティングなどで

 

定期的に現状と目標を

照らし合わせて

 

自分たちの行動を

振り返る場を設けましょう。

 

目標設定と進捗管理。

 

これらはリーダーがやるべき

まず最初の仕事です。

 

チーム全体を見る

 

2つめはチーム全体を見ること

 

これはつまり、、

「いま誰が何をやっているのか?」

 

を常に把握しておく

ということです。

 

 

未熟なリーダーは

どうしても自分の仕事に

夢中になってしまい

 

チームメンバーがやっていることに

意識を向けられません。

 

ですがそうなってしまうと、、

 

メンバーが非効率なやり方で

作業をしていても気付かなかったり

 

チーム内で業務の偏りが発生した結果

手持ち無沙汰の社員が現れ

 

チームのリソースを半分も使えない

ような状況に陥ったりします。

 

 

わたしの肌感覚からすると

リーダーの能力不足によって

 

このような状況に陥っている

チームはものすごく多いです。

 

それだけ”リーダーのふるまい”

について勉強している人も

 

それを実践している人も

少ないということですね。

 

 

ですからあなたはいつか

リーダーになる前提で

 

リーダーになる準備を

事前にやっておきましょう。

 

そうしないと多くの

なんちゃってリーダーと同じように

 

自分の仕事だけで精一杯

になってしまいます。

 

未来を読む

 

リーダーに求められることの

3つめは未来を読むことです。

 

はい。私がコラムのなかで

繰り返し重要だと言っている

ものですね(笑)

 

仕事とは未来を読んで

事前に一手を打つこと

 

だと思っていますので

ご容赦ください。

 

 

もしリーダーにこの能力がないと

 

そのチームはすべてが

行き当たりばったりになってしまいます。

 

✔日々目の前の作業に追われ

 

✔いきなり大きな課題が発生し

 

✔それに対処している間に

 目の前の仕事がさらに膨らむ

 

そんなチームになってしまいます。

 

 

チームを預かる身として

こんな状態になるのは

許されません。

 

こんな状況の中で思考停止に陥り

「人材が足りない」なんて

 

嘆いているようでは

もはやリーダー失格です。

(こういう人も結構います)

 

 

チームがそういう状態に

ならないように未来を予測して

 

先手を打っていくのが

リーダーの役割ですから

 

チームがそういう状態に

なっている時点で

それはあなたの責任です。

 

 

ちょっと厳しい表現に

なってしまいましたね。

 

ですがリーダーというのは

メンバー全員のキャリアに

 

大きな影響を与える

責任重大なポジションですから

 

それくらいの覚悟を持って

取り組んでくださいね。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

今回はリーダーとして

必要な要素を3つ紹介しました。

 

簡単にまとめると

チームリーダーは、、

 

①常にチーム全体を把握しながら

 

②今後発生するであろう事象を

 予測して先手を打ち

 

②目標達成に向けてチームを

 率いていく

 

というものでしたね。

 

 

多くの人はリーダーに

なるための準備をしないまま

リーダーになります。

 

するとどうしても

自分のことで精一杯になり

 

すべてが後手後手。

 

問題解決に追われて

本当にやりたいことは永遠に先送り。

 

なんてことになってしまいます。

 

 

この記事を読んでいるあなたは

幸いまだリーダーになっていない人が

多いと思います。

 

「良いリーダーになるためには

 事前に勉強しておくべきことがある」

 

これが分かっただけでも

とても価値のある学びになったはずです。

 

 

ですからあとは

実際に行動に移してくださいね。

 

若い今のうちから

キャリア全体を戦略的に考え

 

リーダーになるための

準備をしていきましょう。

 

それでは今回はこの辺で。

また次回お会いしましょう。

 

りゅう

 

※最後に、、

 

本気でリーダーシップや

マネジメントいついて

勉強しておこう。

 

と思った方には

「ビジネスマネージャー検定試験」

という資格もおススメです。

 

これは管理職に必要な能力を

総合的にはかる試験です。

 

通勤時間にテキストを

繰り返し読めば合格できる

くらいの難易度ですので

 

よければチェックして

みてくださいね。

 

(もちろん私も

 合格証を持ってます)

https://www.kentei.org/bijimane/

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